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フルイリョウのブログ


by r_kurubushi

アマゾンより

週末は一張羅を着てバイトに出かけた。
オーロラシューズを履いて。
なんとなく。






アマゾンから届いたものをひたすら読み、聴き、観た。
・ドノヴァンのベスト
・まどみちおの詩集
・「ベルリン 天使の詩」



まどみちおの詩集は読んでみたかったのに、ここらの本屋にはなかったので、買った。
現在百歳の彼は今でも詩人らしい。
僕は詩人ではないけれど、すごいな、と思う。

ぞうさん ぞうさん
おはながながいのね
そうよ かあさんもながいのよ

の作者。


「ベルリン 天使の詩」は僕が十九歳くらいで名古屋に住んでる時にVHSビデオで観た。レンタルビデオ屋さんで借りて観た。
ヴェンダースの作品では「パリ、テキサス」の方が良かった気がする。
父親と
「パリ、テキサス観た?」
「観たよ」
「良かったよね」
「うん」
という会話をした記憶がある(あの頃、帰省した時には父親と夜中の一時くらいから映画を観るのが流行っていた)。
がなぜかこっちのDVDを買った。
DVDを買う習慣はないし、かと言って中津川あたりだとレンタルには置いていなかった。
詩的な映画だけど、難解では全然ない(今まで一番難解だと思ったのはデヴィッド・リンチの「マルホランドドライブ」。これを当時の彼女と映画館で観てしまい、かなり困惑した)。
「ベルリン 天使の詩」はベルリンに住む天使(でもオッサン)が人間に恋をする、という内容。
モノクロで描かれた天使の視界は東西に別れたベルリンを物悲しく映す。
しかし、人間の視界はカラーに変わり、その鮮やかさに心奪われる。

刑事コロンボも出てくる。

次はやっぱり「パリ、テキサス」を買おうと思う。



毎日寒いね。
by r_kurubushi | 2010-02-15 00:06